包括外部監査制度とは
背景
外部監査制度は、平成9年第140回通常国会において、地方自治法が改正され、地方公共団体に導入された制度です。都道府県や政令指定都市、中核市には義務付けられています。また、それ以外の市町村でも、自主的に条例を定めることによって、導入することができます。
概要
外部監査は、「包括外部監査」と「個別外部監査」の2種類があります。包括外部監査は、弁護士・公認会計士等の監査人資格者と契約を締結し、各年度1回以上、特定の事件(テーマ)を定めて監査するものです。一方、個別外部監査は、住民監査請求等の請求が一定条件を満たした場合に実施される制度です。