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2002年第2回定例会(6月議会) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本会議(7月3日) 石川武彦議員 消防通信指令管制システム落札率98% 入札過程もあまりに不自然、再公募・再入札を 石川議員は市議会本会議で、今年度、消防局が購入する消防通信指令管制システム(以下、システム)の購入にあたり、入札過程の不自然さや、落札額が予定価格の約98%と上限ぎりぎりの高値であることなどを指摘し、再公募・再入札を求めました。
このシステムは、NECが22億290万円で落札しましたが、これに関しては2つの疑問があがっています。 【疑問1】入札経過 4月10日 市報で公募。これにはNEC、富士通、ハイエレコン(日立系)、富士通ゼネラルの4社が問い合わせ、システムの仕様書を受け取った。 5月7日 消防局の技術監査委員会開催。企業の技術力を審査。この時点で2社が姿を消し、NECと富士通だけが必要書類を提出。 5月21日 入札締切日。市当局はNECと富士通の2社が入札するものと期待していたが、富士通は午後5時の締切りまで姿を現さず、それを見届けたかのようにNECは締切り2分前に入札。落札率は上限ぎりぎりの98%程度と見られている。 【疑問2】NECと富士通が市場を二分している不自然さ 全国で12の政令市が20数億〜30数億円のシステムを購入しているが、その内訳はNECが6市、富士通が6市と見事に市場を二分している。(下表参照) 政令市における消防通信指令管制システム購入実績(広島市提出資料より)
※2 システムは富士通製品 石川議員は、これらの疑問点をふまえ、今回のシステムの再公募・再入札と、今後、1社入札となった場合の再入札制度の整備を研究すべきだと要求しました。 |
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