議会での質問・答弁

2026年03月09日

2026年第2回 2月定例会・予算特別委員会 建設関係 中原ひろみ

1.アスベスト対策について

冒頭音声不良につき後日

建築指導課長
 制度の創設当初であります平成19年度の実績は、515万円、平成27年度は823万6000円で、これが最も大きな年度となっております。また、直近の令和6年度は134万円です。

中原ひろみ
 この令和8年度の376万円の予算で、結局分析というのもあるんですが、調査をしても、結局除去をしないと、アスベストがあるよねっていうのがわかっただけでは、わからないよりいいんですが、やはり除去して初めてこの事業の効果が出てくるんだろうと思うんですね。
 それで3棟のみというのはあまりにも少な過ぎるのではないかというふうに受け止めております。
 それでこの令和7年度の予算は325万円でした。だから令和7年度の当初予算と比べればですね約50万円ぐらい、予算ベースでは増えてるんですね。8年度は。そうなんですが令和7年度の325万円に対する実績はどのようになったんでしょうか

建築指導課長
 令和7年度の実績としましては、分析調査が2棟分で11万5000円、除去工事等が3棟分で300万円、合計が311万5000円となる見込みでございます。

中原ひろみ
 令和7年度もやはり3棟分が除去されたということですね。それで8年度も3棟分というような予算になったんだろうとは思うわけですけれども、あの少しずつ、あの除去されて、除去されればそれでもうこの事業としては効果が上がったということなんですが、この年に3棟を除去すればそれでいいのかっていうふうに思ったりするんです。
 それで、未だにアスベストが残ったままの可能性がある建物というのは、どれぐらいあるんでしょうか。掴んでいらっしゃれば教えてください。

建築指導課長
 本市では、平成17年の国土交通省からの依頼や、平成19年の総務省勧告などを踏まえ、昭和31年から平成18年までに建てられた民間建築物の所有者や管理者に対し、平成17年および23年から26年にかけ、吹き付けアスベスト等の使用の有無等についての実態調査とその結果報告を求め、さらに、未報告の所有者や管理者に対しては、報告を督促するなどして、吹き付けアスベスト等の使用部位、露出の有無、劣化具合および所有者や管理者による対応の内容などを把握する取り組みを継続しております。
 その結果、露出した吹き付けアスベスト等が使用されており、そのままの状態であると回答があった建物は、173棟でございます。

中原ひろみ
 それから173棟は少なくとも、未だに現時点でアスベストの吹き付けてある建物にお住まいであるということだというふうに思うんですね。
 それでこの173戸を早期にアスベストの除去作業が行われるべきだと思うんですが、市としてはこの除去に向けて具体的にどんなふうに取り組んでいらっしゃるんでしょうか。

建築指導課長
 露出した吹き付けアスベスト等が使用されており、そのままの状態であると回答があった建築物の所有者や管理者に対し、今年度現状確認するアンケートを改めて送付し、吹き付けアスベスト等の除去等を行う際に活用できる補助制度の案内も同封するなど、対策の必要性を伝えていきます。
 今後、これらの所有者や管理者への働きかけを強めていきたいと考えています。

中原ひろみ
 現状を把握されるアンケート、それから補助制度の案内というのは、これまでもずっと実施されてきたというふうに思うんですね。
 私のところにですね、これは南区の建築建設部建築課からある市民の方、アスベストが吹き付けされている建物にお住まいだという方に宛てられた書類であります。
 この受け取った方からですね、電話がありまして、もう年に何回も送ってくるんだと。先ほど実態調査をして、日本国の方には督促をしているというのがありました。その督促の一例であります。
 それで督促はされているんだけど、この方の意見を少しお述べておきたいと思うんです。この方おっしゃるにはですね、アスベストを除去したいという気持ちは、もうそれはあるんだと。だけど、そこには相当の除去費用が必要になるので躊躇せざるを得ないということです。
 そもそもこの方が、あのアパートなんですけども、建設をされる際に、自分からアスベストの建材を使って欲しいと言ったわけじゃなくって、建築をする作業員の方から、「アスベストの建材を使わないと建築基準法違反になって許可が下りませんよ」というふうにおっしゃられて、それじゃああの使わなきゃなりませんねと言って、このアスベスト建材を使ったんだと。
 だから、その後これがその先ほどあったように、肺がんになるとか、中皮腫になるというようなことで健康被害が明らかになって、今度は撤去しなさいという。これがその納得いかないんだとおっしゃってるんです。
 それで区役所の建築課からからその封筒を送られてくるんだけども、この手紙が届くたびにですね、この使えと言ったから使ったのに今度は自分たちで除去しろというのはこれは納得できないというので、手紙を見るたびに立腹せざるを得ず、もう手紙の返事を出す気になれないというふうにおっしゃっておりました。
 そこでお聞きするんですが、広島市でのこのアスベストの分析調査、それから除去工事の費用の補助についてはどのようになっているんでしょうか

建築指導課長
 除去工事についてはですね、国からの支援もいただきながら行っている部分ではあるんですけども、国の社会資本整備総合交付金の中の住宅建築物アスベスト改修事業を活用して行っているものでございます。
 この事業では、アスベスト含有調査等には調査に対する要する費用の全額を、また、アスベストの除去等は除去工事等に要する費用の2分の1を上限としまして、国からの支援をいただいているものでございます。

中原ひろみ
 私は補助対象経費の2分の1で限度額100万円というのはやっぱりこれは少な過ぎるという地権者が多いのではないかと思うんですね。
 市の補助金額のイメージという点がありまして、そこにもあの300万円の工事の場合100万円を出しますが、200万円は自分で手当してくださいというふうになってますね。
 やっぱりこういうアスベストのどんな建物をお持ちかということにも当然除去費用のあの多寡は決まってくるんですが、やはりこのアスベスト除去の費用の負担が大きなネックで、なかなか踏み出せないということはあろうかと思いますが、その辺の認識は市にはありませんか。

建築指導課長
 支援の拡充が必要ではないかということで理解していますが、それにつきましては建築物に使用されている吹き付けアスベスト等の適正な管理は、所有者や管理者の責任において、なされるべきものであるところ本市においてはその一部を補助しております。
 その補助上限額につきましては、適切に的確に補助を行うため、建設関連物価の動向に注意していく必要があると考えております。

中原ひろみ
 物価高騰ということもありますから、ぜひあの増額を検討していただきたいというふうに思っております。
 元々アスベストは奇跡の鉱物と呼ばれてね、非常に安価で燃えないんだと。軽いし強いし腐らないし、絶縁性が高いということで、高度成長期の建物には、これは建築資材としてずいぶん使用されてきたわけですが、この建設現場に携わった人はですね、あの裁判によって国の責任が認められて、令和3年6月9日ですかね。建設アスベスト訴訟というものを受けて国が特定石綿被害建設業務労働者に対する給付金などの支給に関する法律というのを成立をさせて、建設現場で働いていらっしゃった、アスベストを吸い込んだとこういう健康被害を発症した労働者その家族には労災保険から給付を受けることができるということで、550万円から1300万円の範囲での給付金が支払われるということになっているわけです。
 これで十分とは私も言えませんが、やはり建設業界で働く人に、国のこの責任を認めたのであれば、使わせてきたそういう建物所有者に対しても私は除去は100%に近いものを支給して当然ではないかと感じるわけですけれども、国からはどのような支援があるんですか。

建築指導課長
 先ほどもご答弁差し上げましたけれども、国からの財政支援いう部分につきましては国の社会資本整備総合交付金の「住宅・建築物のアスベスト改修事業」を活用して、必要な補助を運用しているものでございます。

中原ひろみ
 だから国からはどんだけの補助があるんですかって聞いてるんですよ。

建築指導課長
 この事業、繰り返しになりますけども、この事業につきましては分析調査に関するものについては、その費用の全額を国からの補助をいただいてますし、あとアスベスト除去の工事費等に要する費用は、2分の1を上限としまして、国の支援をいただいているものでございます。

中原ひろみ
 ということは、100万円の限度額のうちの50万円は国の補助だと。残りの50万円を市が手当しているということですね。そしたら、やはりあの国から50万円あるんだったらですね私は市の方でもきちっと国の支援がないものと見込んで100万円の増額を50万円増額して150万円にするというようなことはできないのかなというふうにも思っております。
 それでこういうアパートのような大きな建物をいつかあの除去をしなければなりません。
 そのときにやはりアスベストを含む建設物の解体は大変なんですよ。石綿作業主任者が入ります。特別管理産業廃棄物責任者の配置が必要になります。安全衛生法でも作業員は保護具の着用が義務付けられる。大気汚染防止法では周辺環境への石綿粉じんの飛散防止対策も必要。さらに廃棄物処理法では、除去したアスベストは産業廃棄物として適正に管理しなければなりません。
 こうなりますと、やはり今173世帯のアスベストのある皆さんは何らかの形でこの除去の負担が非大きいということで、足踏み状態なんだと思うんですね。
 ぜひ重ねてですね、国にこの補助率を上げる。市も引き続き補助率を上げて、この173世帯でしたか。早急にアスベストがないという健全な状況になるように求めて終わります。

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