南区宇品港一帯

党市議団の中原ひろみ、村上あつこ、藤井とし子の3議員は、台風18号が通過した直後の7日夕方、海に面した宇品港一帯の被害状況を調査してまわりました。
宇品港ターミナルは昨年オープンしたばかりですが、台風18号により建物の外壁パネルがはがれ飛んでしまい、かろうじてはがれていないものも時折吹く強風であおられるなど危険な状況でした。壁に残っているパネルには風で膨らんだあとがみられ、パネルがはがれた部分では角柱の骨組みがむきだしとなり、角柱の溶接部分がとれていることも確認できました。
この飛んでいったパネルによる負傷者は幸いなかったようですが、強風に対する十分な設計強度となっていたのか疑問が残ります。
港内は鉄製のフェンスがあちらこちらで折れ曲がり、海から打ち上げられたごみが散乱。ターミナルに隣接するみなと公園では樹木が根こそぎ倒れ、背丈の低い防犯灯までもがもぎとられたようになっており、風のすさまじさを物語っていました。
宇品御幸付近でも公園の樹木が倒れ、店の看板がはがれ落ちるなどの被害がありました。 【右写真:みなと公園で倒れた樹木を調査する中原ひろみ議員(右)と村上あつ子議員】

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