議会での質問・答弁

2022年09月27日

2022年第7回 9月定例会 建設委員会 中原ひろみ議員

第93号議案 公有水面の埋め立てに関わる埋立地の用途変更に関する意見について
指定管理者の業務実施状況(令和3年度)の評価等について(安佐動物公園の短時間労働者)
付託案件外 広島高速5号線シールドトンネル工事について

第93号議案の公有水面の埋め立てに関わる埋立地の用途変更に関する意見について

(中原ひろみ議員)
 これは第93号議案の公有水面の埋め立てに関わる埋立地の用途変更に関する意見について、確認をさせていただければと思います。
 出島の埋め立てについては、県が公有水面の埋め立てということで進めている事業ですが、これは今回第3工区の話で、県が突然、産業廃棄物の処分場にする、緑地にするって言っていたところで、産業廃棄物の処分場にもなってしまったなどというような経緯もあります。
 この3工区については、埋め立てが完了して使い方を決めるということなんでしょうが、聞きたいのは、この業務施設用地というのが前はあったんですが、変更された後はこれがなくなりました。元々業務施設用地というのはどんなことが想定されていたんでしょうか。

(みなと振興課長)
 業務施設用地ですが、従前の計画では、当該地に様々なオフィス棟が立地するということを想定したオフィスビルやそれにサービスを共用する店舗等を想定していたものです。

(中原ひろみ議員)
 元々県はどういう事業だったか、正式な名前を忘れて恐縮ですが、この出島の地域を埋め立てて、今で言うアストラムラインのようなものを、出島の方まで引っ張ってきて、あの辺に塔を建てて、みなとみらいポートルネッサンスだったか、名前が間違っていたらごめんなさい、キラキラしたような地域の整備をするということでこの埋め立てが始まったと私は記憶しています。
 だんだん時代が変わってきて、そういうものを作っても無駄遣いのそしりを免れないということで、だんだん用途が変わってきたというのはこれもやむを得ないと思います。
 そういうことで用途の変更もしなければならなかったのは理解するわけですが、オフィスなんかは来なくなって、埋め立て用地の主なものは保管施設用地ですから、アスクルとかネットで販売するような時代にもなって、そういうものを保管する倉庫群が建つという理解でよろしいでしょうか。

(みなと振興課長)
 保管施設用地ですが、倉庫も建ちますが、隣接するところに国際コンテナターミナルがございます。コンテナターミナルの機能強化に合わせて、このコンテナターミナルと一体となった新たな物流ニーズに対応する施設の立地を誘導していく、そういう計画です。

(中原ひろみ議員)
 出島の3工区のすぐそばは特別支援学校になっております。特別支援学校は、放課後デイサービスなんかに行くバスが午後の時間、観光地のようにダーッとマイクロバスが小さいのや大きいもの様々なのが学校のそばにくっついて、子どもたちがそれぞれ必要な施設に放課後を過ごしに行くわけです。
 ここの見直した後の8番のところ、交通機能用地となっておりますが、隣の特別支援学校のそういう子どもたちの送迎のバスなんかも活用できるような地域になるという理解でよろしいのか、全くそんなことは考えてもいませんよというのか。どうなんでしょうか。

(みなと振興課長)
 交通機能用地ですが主に公共交通機関の施設のために必要な用地という想定です。

(中原ひろみ議員)
 そういうことも必要なんでしょうが、この際ですから特別支援学校の関係者にも要求がないのかお聞きになって、バスの待機場所みたいなものが欲しいというのであれば、ぜひそういうところも活用して広げていただければということも要望しておきたいと思いますがいかがでしょうか。これは教育委員会との関係にもなりますが、ぜひ横軸でお願いできればと思います。

(みなと振興課長)
 ご要望の趣旨につきましては、埋め立てをやっている広島県の方にもお伝えしまして今後協議をしていただくようにお願いしておきます。

指定管理者の業務実施状況(令和3年度)の評価等について(安佐動物公園の短時間労働者)

(中原ひろみ議員)
 安佐動物公園を指定管理者とする広島市みどり生きもの協会の関係で今不適正事例の説明がありましたが、具体的にお聞かせをいただきたいと思います。広島労働基準監督署の指導を受けたということで、これは穏やかな話じゃないなと受けとめております。どんな法令に違反したということになったのか。何が問題とされて、どんな改善指導を受けたのか、ここに至る経緯はどういうことになったのか少し教えてください。

(緑政課長)
 まず法律の関係ですけども、短時間労働者および有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律というのがございます。
 その法律において、事業主は短時間労働者から通常の労働者との待遇の相違ないよう、およびその理由等について説明を求められた場合、そのことについて説明しなければならないと義務づけられているところ、事業主であるみどり生きもの協会からその短時間労働者に対して十分な説明がなされていなかったということで広島労働局から指導を受けたものです。
 これを受けまして、みどり生きもの協会から、その当該短時間労働者に対しまして、その法令に基づいた説明を適切に行っておりまして、その旨広島労働局の方にも報告をしておるところです。

(中原ひろみ議員)
 正規非正規との間で待遇の差があるということですが、短時間労働者という人はどんな働き方をされた方なんでしょうか。お仕事の内容はどういうものだったのか。他にはこのどれぐらいこの非正規の方いらっしゃるのか。職員数は全体62名ということが書いてありますが、雇用形態別の内訳を教えてください。

(緑政課長)
 まず62名のうち16名が非正規労働者ということになっております。非常勤職員の勤務時間とか勤務形態ですけども、「広島市みどり生き物協会非常勤職員に関する要綱」というので定めております。
 動物公園の非常勤職員の勤務時間等は2種類をありまして、いずれも1週間の勤務時間は28時間45分。5で割りますと5時間45分ということになっております。細かい説明になりますが、日2種類の一つ目のパターンは4週間、これは28日のうち、勤務日が15日のパターンこれは15日のうち14日は一時間の休憩時間を除いた勤務時間が8時半から17時15分までの7時間45分。通常のわれわれ公務員なんかと同じような勤務時間ですけども、残りの1日は8時30分から16時までの6時間30分という勤務になっております。
 もう一つのパターンは4週間これ28日のうち、勤務日が20日のパターンで、勤務時間はこの全ての日で、9時30分から16時15分までの5時間45分となっております。

(中原ひろみ議員)
 みどり生きもの協会が管理運営されているこの安佐動物公園そのものが特殊な施設で、相手は動物です。1週間で言えば、6日間開園してるけど、人の方は5日勤務ということですから、誰が考えたってシフトをいろいろに変えて、常に開園に備えた一定の職員がそこに必要です。相手は動物ですから、今日は休みなんであなたも休みなさいというわけにいきません。動物の体調管理もあるでしょうし、食事を与えていかなきゃいけない、命を相手にしている職場ですから、やはり私はそこには専門性がないと、これはその辺の住民さんを連れてきてね、あなた明日からゾウの管理してくださいってもうそれできないわけですよ。
 動物園にふさわしい専門性のある方が雇用されてらっしゃると私は思っていて、丁寧な説明ということが、法的には遵守せよということらしいですが、どんなに丁寧な説明をされても、同じ動物の管理をしているのであれば、正規の人もいて片や非正規の人もいて、同じ動物の管理をしているというときに、時間だけが8時間働くのか6時間働くのかっていうことで時間が変わったとしても仕事の質については同じじゃないかということになれば、訴えられた方は納得いかなかったんだろうと私は思っております。
 今回の労働基準監督署の指導を受けて、「丁寧な説明をする」というどこかで聞いたようなセリフですが、いかにその丁寧に説明をされても、やはり同一労働同一賃金という基本が押さえられてないと納得いかないと思うんです。
 広島市としては、こういう特殊な勤務能力専門性が必要な職種の短時間労働者については正規と同じ時間給を保障すべきだと思いますが、どのように見直されるんでしょうか。

(緑政課長)
 現時点で具体的な方策というのは決まってないんですが、先ほど言いました法の趣旨等を踏まえまして、現在本市とみどり生きもの協会において、改善策の検討を進めているところです。

(中原ひろみ議員)
 本来は正規で雇用するのが私は当たり前だと思っております。いろんな働き方を選べるみたいなことで、ずいぶん労働の状況が変わってきましたけど、基本は正規ですよね。とりわけこういう指定管理者制度が入ってから、委託料を毎回、指定管理の4年期間が変わるたびにじわじわと削ってきた。そのことの結果的な影響が、今ここに問題としてクローズアップされてきたように、非正規の方から同じ仕事しているのに、長いか短いかで賃金が違うのは納得できないというところに行き着くんだと思ういます。
 これは安佐動物公園を管理しているみどり生きもの協会だけに限らず、特殊性のある仕事はきちんと正規で雇うようにしていただきたいし、待遇を見直していただくよう、指定管理者の指定期間を決めるときの指定管理料をコスト、人件費に支障のないように確保いただくようお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。

(緑政課長)
 予算特別委員会のときにも何かで中原委員にお答えしたと思うんですが、指定管理料の人件費については、今後最低賃金などが上がっていくであろうというようなこともありまして、人件費の方は、段階的に上げていくというような形で債務負担行為だと思う設定させていただいているところですので、その点については、市としては全体的に措置をしているのではないかと考えております。

(中原ひろみ議員)
 最低賃金をクリアするってのは当然のことで、最低賃金をクリアしていればいいじゃないかということになるでしょう。最低賃金では暮らせませんよね。そこを今議論してもらうんですよ。人間らしく生きていけるような賃金を指定管理者で働く皆さんにも保障してあげたいとお願いをしておきます。

(緑政課長)
 最低賃金を保障するためにという意味でのそういう背景もあってアップ分を見込んだということでありまして、最低賃金で働けばいいという趣旨で答弁したのではございません。
 誤解がありましたら申し訳ございませんでした。

付託案件外 広島高速5号線シールドトンネル工事について

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