議会での質問・答弁

2022年09月27日

2022年第7回 9月定例会 消防上下水道委員会 藤井とし子議員

(藤井とし子議員)
 救急車両についておたずねします。先ほど質問にもありましたけれども、5台を新たに取得するということなんですが、それは実際にどこに配備するのかという具体的今の配備状況はどのようなっているのか教えていただけますか。

(施設課長)
 本市消防局は現在40台常時救急車を運用しております。

(藤井とし子議員)
 40台を配備しているんですね。各区の内訳を教えてください。

(施設課長)
 基本的には救急隊が40隊ございますので、それに1台ずつということになります。

(藤井とし子議員)
 40隊あって、それぞれ各区にあるわけですよね。各区に例えば安佐南区には何隊、何台とか、そういう内訳はないんですか。

(施設課長)
 基本的に消防署と出張所に1隊ございますが、中には兼務隊というのがございまして、福田出張所とか東本浦出張所というのは兼務隊ですので、1隊で運用しているところもございます。
 日宇那出張所にありましては救急隊を配備しておりません。こういった状況で、必ずしも出張所にあるとは限らないというような状況がございますが、基本的には各本署、出張所に1隊あると理解していただければいいと思います。

(藤井とし子議員)
 40隊が基本的にこの救急に対応しているということで理解させてもらいます。それで今回増やしたわけですけども、救急車の場合、コロナ感染症とはっきりわからない場合があると思うんですが、そういう場合はどうするのかということと、例えばこの病院から施設に搬送するとかいう指示はどこで行うんですか。

(救急担当部長)
 コロナ感染症が不明な患者さん、疑いがある患者さんについても同じように、感染防止対策を同様にN95マスクとかゴールとかガウンを着用して感染防止対策に努めております。
 それから搬送の依頼ということにつきましては、119番通報で直接消防局の方へ救急要請が入りますので、その要請に従って対応しております。

(藤井とし子議員)
 保健所が、ここからこの人を搬送してほしいとか、そういうのも含めて救急車ということですね。わかりました。
 先ほどの指摘もあったんですけど、救急車は来ても、患者さんの搬送先が見つからないということは私も実際に体験しているんですが、30分から1時間道路で待機されているのも見たこともあるんです。
 そういう改善を同時にしないと、いくら救急隊が増えても、運用的には問題があるのかなと思うんですが、改善の方向、もう少し搬送先がわかるような情報収集とか、何か改善策というのは考えておられるんでしょうか。

(救急担当部長)
 委員をおっしゃる通り、搬送困難事例というのは全国各地で発生しておりまして、広島市も例外なく発生しております。
 その中で、実際どのぐらい困難事案が発生してるかということにつきましては、国にも報告しております。
それらの数字を医師会の会合や、県の保健当局、市も含めて、現状を報告しつつ受け入れ体制の拡充に向けて依頼しているという状況でございます。

(藤井とし子議員)
 ぜひ救急隊もしっかり整備をされることが本当に必要だと思いますし、病院との連携がきちんとできる体制もぜひすすめていただきたいことを要望して終わります。

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