議会での質問・答弁

2019年12月13日

2019年第5回 12月定例会 第106号議案に対する付帯決議案に対する質疑 中森辰一議員

第106号議案に対する付帯決議案についての質疑

(中森辰一議員)
 決議案第4号について、前の質疑との重複を避けて、2点質問する。

1.本議案の中で、とりわけ、5号線シールドトンネル工事の請負契約額を87億円増額する問題について、工事費の見積もりから契約に至る公社とJV側の間で、200億円に100億円規模の工事費の増額を行う旨の約束があったのではないかとの疑惑について、未だ明らかにならないまま、本議案が賛成多数により可決した。その後に、このような決議案を出す必要性をご説明いただきたい。

2.議会側からの質疑に対して、すでにJV側が200億円での工事を誠実に遂行する義務のある工事契約が、厳然と存在しているにもかかわらず、工事金額が決まっていないなどという矛盾した答弁を行うなど、契約の経緯について、議会の疑問に応える答弁が行われていないことは、本市議会の多くがご承知のことである。建設委員会で賛成をされた委員の中からも、増額の合意があったとの意見も出ている。
 本決議案では、公社の契約手続きについて、「決して納得のいくものではない」としながら、市当局と同様に、第三者委員会の報告を重く受け止めるとしているが、現状では、談合の疑惑が残されたままであるとしか考えられない事態である。
 疑惑に対する市当局の説明が、提案者にとっても、納得がいかないものであったと思われるが、それにも拘わらず、第106号議案が提案者を含めた賛成多数で可決したことは、問題を市民に明らかにするために必要となる検証等が行われないまま、事業推進が優先されようとしている状況ではないかと考えるものであるが、この点は、どのようにお考えか。
 あるいは、提案者は、疑惑に対する市当局の説明で納得されたか、ご説明いただきたい。

(宮崎誠克議員)
 先ほど申し上げました通り、今回の増額問題、契約問題については、決して納得いくものではないと私自身も委員会の質疑を通して、工事の入札方式が理解されてなかったとか、認識の違いがあったとか、自分の都合のいいように解釈したことがあったとか、そんなバカなことがあるのかと、工事に精通した公社・JVが、という思いはありましたけど、実際問題こういうことが起きてしまったんです。
 これは第三者委員会の方からも指摘をされております。その報告書をもとに多くの議員の皆さんが、交渉会派のみなさんがされたと思います。建設委員会、本会議、その一般質問、質疑を通じて議論されましたし、中森先生も同じ建設委員会で、一番その部分について指摘をされてきたと思います。
 納得いったかいってないか言うと、納得いかない部分も当然ありますが、結果として出たことはやっぱり重く受け止めないといけないという思いでございます。

(中森辰一議員)
 納得いかないけれども、ということでありましたが、そのことはこの決議案の案文にもあるわけでありますけれども、同時に、この決議案の趣旨は、これまで再三議会の方で追及したことに対して、市当局がこれからこのように改善をしていきます、第三者委員会の報告書の中でも改善提案というものがなされているわけでありますけども、そうした方向について、市当局として、また市長もその方向で繰り返しやりますよという風に約束をしてきた問題でありますし、当然そういうことが行われていく経過あるいは成果については、議会に当然説明されるべきものであるというふうに思っております。
 それで、あえてこうして決議案で要請をするという必要性が、どこにあるんだろうかというふうに疑問を持つわけでありますけども。お答えいただければと思います。

(宮崎誠克議員)
 先ほどから申し上げました通り、今回起こったことがもう二度と起こらないように、市民に疑念が持たれることのないような公共工事にしてかないといけない。
 そうした中で、今回の第三者委員会の報告書の中でも、再発防止に向けた具体的な取り組みが記されておりますし、当然議員の皆さん方も、それはしっかり見ておられると思います。
 こういった再発防止策をしっかりやってほしいと、議会にもきちっと説明してほしいと、そういう思いで、今回こういった附帯決議を出させていただきました。

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