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08.12.17
派遣13人が生活保護申請 マツダなど契約打ち切り

 派遣社員削減を進めるマツダ(広島県府中町)や関連会社から派遣契約打ち切りを言い渡された13人が生活保護を申請し、7人に広島市が支給を決定したことが15日、分かりました。残る6人も審査中で、同市は「申請者はさらに増える可能性がある」と話しています。
 市健康福祉企画課によると、11月以降、マツダや関連会社で働いていた16人の派遣労働者らから「12月中旬までに現住所を退去するように言われた。その後の生活はできず、どうしたらいいか」といった相談が市福祉事務所に寄せられました。このうち13人が生活保護を申請しました。
 派遣契約打ち切りによる生活保護申請は4月以降増えているといい、同課の林義雄保護担当課長は「派遣労働者を救済するための国の制度がうまく機能しなければ、生活保護を受ける人はさらに増えるだろう」と話しています。

(しんぶん赤旗2008年12月16日より)


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