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08.05.21
イオンに徹底指導を 出店計画 「考える会」市に申し入れ

 広島市安佐南区祇園の三菱重工業広島工場跡地への大型店舗イオンの進出が市民生活を破壊するとして計画に反対する「イオン出店問題を考える会」は19日、イオンに交通事故や子どもの非行が起きない対策をとることを市が指導徹底するよう求める申し入れ書を、秋葉忠利市長あてに提出しました。

 屋敷一字代表ら7人が市役所を訪れ、市経済局の重藤吉久局長と計画に関係する部署の担当課長ら18人が応対。日本共産党の藤井敏子市議が同席しました。
 この間、計画を懸念する市民から450通もの意見書が市に寄せられ、市は3月31日、大規模小売店舗立地法にもとづく「意見」を公告すると同時に、イオンに生活道路の安全や教育環境の確保などの対策を求める21項目の「要請」を求めました。

 申し入れ書は「『今の法律では出店を規制できない』と、むしろイオンを擁護さえしてきた」市が今回、イオンに求めた「要請」について「不十分とは言え、住民の命と暮らしを守る上では、重要な足掛かりとなるもの」と評価。来店する自動車数を抑制するために利用者をシャトルバスで運ぶ「隔地駐車場」の設置や、建設中の店舗に隣接する小・中学校の教育環境を守る「ゲームセンター建設に関する条例」の策定などを提案し、イオンを監視する粘り強い話し合いを続けると表明しています。

(しんぶん赤旗 2008年5月21日より)


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