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07.11.12
「福祉・暮らし守ることを中心に」 党市議団が新年度予算編成への要望提出

 日本共産党広島市議団は12日、秋葉忠利市長に「2008年度予算編成にあたっての要望書」を提出して懇談しました。要望書は「全分野一律カットではなく、福祉、暮らしを守ることを中心とした予算編成を」とした約20項目の基本要求を掲げ、個別要望として約100項目をあげています。

 懇談で皆川けいし団長は「これ以上、市民の福祉や暮らしは削らないという立場で健全化に努力していただきたい」と述べ、中森辰一議員は後期高齢者医療制度の実施凍結を国に求めるよう要望。中原ひろみ議員は高齢化した団地の交通過疎地域で民間バス会社が試運転するモデル実験期間を延長するよう提案。藤井とし子議員は安佐南区祇園に出店予定の大型店イオンは生活環境を壊す恐れがあるので規制するよう、村上あつ子議員は地盤沈下や自然破壊が懸念される東区の二葉山トンネルを掘る高速5号線建設の中止を求めました。

 これをうけて秋葉市長は「要望の趣旨は大変よく分かるが、国や県がお金を出さなくなることに対して対抗する手段がない。しかし、市民と日常に直接かかわりを持つ市は、重度障害者に『補助が少なくなりました』とは言えない。現状維持さえ難しい状況だが検討できるところはやっていきたい」と答えました。

2008年度予算編成にあたっての要望書(全文) PDF 476KB


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