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07.08.01
福木トンネル地盤沈下被害 公社、2回目の説明会も説明不十分

 昨年完成した広島市東区の高速1号線・福木トンネル周辺での地盤沈下被害をめぐり、トンネルを建設した広島高速道路公社は1日、地元住民への2回目の説明会を開きました。
 これは先月3日に開いた説明会で、住民が安全確認や補償内容が不十分と強く抗議したのをうけ、公社が再度説明会を開くと約束していたもの。約110人が参加し、日本共産党の村上あつ子市議(東区選出)が同席しました。

 今回の説明会に先立ち、地元住民らでつくる「福木トンネル地盤沈下被害対策協議会」(那須幸夫代表)は先月23日、前回の説明会で公社の説明が不十分だったとして、地盤沈下に伴う補償について要請書を提出。今回の説明会までに文書で回答するよう求めていましたが、公社はこれに応じませんでした。

 前回の説明会で、公社が「被害の補償は建物の損傷だけで、土地への補償はない」と説明し、住民から抗議が相次いだ問題について、公社は今回も十分に説明できず、結局、3回目の説明会を開くことを約束しました。

 参加者からは、「着工からわずか2か月で2cmも地盤沈下が起きたのに、工事を中止せずに掘削を続けたのは犯罪行為に等しい」と厳しい批判の声が上がりました。


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