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06.09.20
台風13号被害で共産党が早期復旧申し入れ 市が9月議会での予算措置約束

 17日未明の台風13号接近に伴う豪雨により、佐伯区湯来町や安佐北区で道路や河川護岸の崩壊など大きな被害が発生したことをうけ、日本共産党広島市議団と党広島市西地区委員会は19日、広島市に復旧対策を急ぐよう申し入れました。
 申し入れは、党市議団の5市議と、現地調査したおおうえ和子党県女性児童部長、牧野一見党佐伯区市政対策委員長、清水てい子党安佐北区くらし・福祉対策委員長がおこない、市側は高山茂道路交通局長、傳平(でびら)益三消防局長らが応対しました。

 湯来町では国道433号線が崩壊し通行止めとなっているため、遠回りを余儀なくされており、保育園の送迎にも往復2時間以上かかるなど生活への影響が深刻です。湯来町を調査した中森議員らは、「昨年の台風での崩壊箇所の復旧工事が済んでいないために二次災害を招いたところもある。合併後の道路改修工事の遅れに住民からも批判の声があがっている。行政災害と言ってもいい」と指摘し、せめて梅雨前には工事を完成させるのが行政の努めだと強調しました。
 また、安佐北区では老人福祉施設の玄関前道路が崩壊し、デイサービスの車が入れない状況が続いていることなど現地の窮状を伝え、早急に対策を取るよう求めました。

 高山局長は、「道路被害は全市で83か所で、全面通行止めは34か所。9月議会で災害復旧のために臨時の財政措置をとりたい。工事の工法も検討したい」などと答えました。

西区社会福祉センター 利用者の立場でエレベーターの早期運転再開を
 また党市議団は、西区社会福祉センターのシンドラー社製エレベーターが約3か月も使用停止のままで、障害者団体から早く動かしてほしいとの要望があがっていることにふれ、「利用者の不便を解消することを最優先に、必要ならエレベーターの入れ替えも含めて早急に決断すべきだ」と申し入れました。
 山本直行都市整備局指導担当局長は「一日も早く再開するよう努力する」と述べるにとどまりました。


市に申し入れる党市議団と西地区委員会の各氏(向こう列)=19日、広島市役所


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