トップ公立保育園民営化特集 > 2006年3月17日 予算特別委員会


2006年3月17日 予算特別委員会 皆川恵史議員の総括質疑(抜粋)

 あとわずかですけれども、保育園の問題は、準備しておりましたが、これは市長さんにぜひ聞きたい。

 今、89園の中で74園から民営化しないでという陳情が、広島市に届いております。83%の保護者からです。
 ところが、保育園では今どうなっているか。(市は)保護者が、そういう市の意向に逆らうような運動は外でやってくれというので、せっかくお母さん方が心配して、子供たちの保育のためにどうすればいいのか色々話し合っているのに、それをまるで邪魔者みたいに追い払っていると。 こういう事態があって、保護者の間では、今、広島市に対して、もう信用は地に落ちてます。

 こういうことで、本当に、子供を真ん中にして、よりよい子育てというようなことが出来るんでしょうか。しかも、そういう保護者や、広範の関係者の声を分かっていながら、市の内部だけで決めて、これで押し切ると。こういうことを、市長さんはやられるつもりですか。
 私は、秋葉さんはそういうことは、まさかやらんじゃろうと。だって、市民のための市政、これを抜きにしたら、秋葉さんの特徴はないですよ。
 市民による市民のための市政、ということは、市民の声を大切にすると、それに基づいて市の政治をやっていく。これが秋葉市長の掲げる政治手法ではないかというふうに思います。

 そういう点では、もう1回白紙に戻すべきだと思いますよ。勝手に市の内部だけで決めてやるという、こんなむちゃなことはやっちゃいけん。相手は生きた人間、子供ですよ。しかも、公立、私立合わせて約2万人近くの子供たちの保育のあり方をどうするかという問題を、たった一握りの庁内だけで勝手に決めて、これでいく。反対する者は外に出てやりんさい。

 こんなやり方がもし許されるんであったら、封建時代と一緒じゃないですか。お上の言うことに逆らうなと。そういう政治が実際に今行われている、現場では。こういうことはぜひ改めて、白紙に戻して、もう1回親との信頼関係を取り戻して、それには対話をすることだというふうに思います。
 そういう点で事に当たっていただきたいと思いますが、市長さんの見解を求めて質問を終わります。

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