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09.02.25
高速1号線 「断層は検討したのか」 対策協が公社に回答求める

 広島市東区の高速1号福木トンネル建設に伴う沈下被害を受けた住民でつくる被害対策協議会(那須幸夫会長)、「二葉山トンネルを考える市民連絡協議会の和井省三代表及び日本地質学会会員の越智秀二氏は23日、新たな疑問が生じたとして広島高速道路公社に対し回答を求める申し入れ書を提出しました。
 同協議会に対する公社の回答を受けて行ったものです。

 越智氏は公社が先月出した回答を検討する中で、旧通産省が1999年3月に発行した地質図に断層が描かれていることを発見。「公社が回答するたびに、次々と疑問点が出てくる。この断層について検討した形跡がまったくないが、公的機関が発行した地質図を検討していないのか」とただしました。
 申し入れ書は、工事前の検討段階で大きな地盤沈下が起きない趣旨のアドバイスをした学識関係者3人の実名を公表するよう要求。応対した建設第一課の友道康仁課長は「十分に読んで、できるだけ回答する」と答えました。
 東区に建設予定の広島高速5号「二葉山トンネル」の予定地についても、越智氏は断層の存在を指摘していますが、公社は断層の存在に否定的な考えを示しています。


(しんぶん赤旗  2009年2月25日より)


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