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2014年10月24日 全体会議 近松さと子議員の討論

市議団を代表して討論を行います。
反対するのは、
決算第1号平成25年度広島市一般会計歳出歳入決算
決算第9号 平成25年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算
決算第10号 平成25年度介護保険事業特別会計歳入歳出決算
決算第11号、平成25年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算
決算第12号 競輪事業特別会計歳出歳入決算
決算第16号 開発事業特別会計歳出歳入決算
また、広島市下水道会計歳入歳出決算、広島市病院事業会計歳入歳出決算に反対します。
その他の議案には賛成です。

反対の理由を述べます。 
決算第1号 平成25年度広島市一般会計歳出歳入決算
国民みんなで東日本の復興を支えるといいながら、復興特別税を市民に課税し、広島市に対して、人件費分交付税削減を強行し、一方で、法人税率は引下げました。本市の法人市民税も減少しました。こうした国の大企業を優遇して、市民に負担をおしつけ、職員をいじめる姿勢は許されません。
こうした中で、本市の市民の暮らしを支え、家計を温める施策が求められていましたが、事務・事業見直しにより、年金が下がって家計負担が増した世帯への負担増をおしつけました。公共施設使用料に係る高齢者減免制度を見直しや重度障害者や一人親家庭・乳幼児の療養援護金を廃止です。
また、バリヤフリーに背を向け、階段室型の市営住宅へのエレベーター整備を中止しました。
こうした市民サービスは切り捨てる一方で、都市機能の整備という名目で、広島高速五号線事業を再開し、これまでの計画になかった広島駅南口広場の再整備など新たな大型開発を推進しようとしています。
本市の市債残高は、平成25年度末には、1 兆0743 億円へと153億円増え、右肩上がりです。これまでのハコもの行政、開発行政のツケは大きく、不要不急の大型開発推進は、あらためるべきというのが過去の教訓です。
決算第9号 平成25年度広島市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算
決算第10号 平成25年度広島市介護保険事業特別会計歳入歳出決算
決算第11号、平成25年度広島市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について
市民のくらしが大変な時に、介護や後期高齢者医療、国民健康保険の保険料の値上げは、認められません。
また、事務事業に見直しで、国民健康保険加入者の病院窓口での支払いを減免する制度の改悪を行いました。国保は、市民の命綱という本市独自の姿勢を投げ捨てるものであることから認められません。

決算第12号 競輪事業特別会計歳出歳入決算
公営ギャンブルは、雇用を守り、早期に廃止すべきです。

決算第16号議案 開発事業特別会計歳出歳入決算
一般財源に繰り入れて市民の暮らしを応援する財源にすべきです

広島市下水道会計歳入歳出決算
平成24年度に過去の下水道料金の未徴収問題が明らかになりました。その後、市民からの異議申し立てが相つぎ、市行政への不信を招いた責任は大きいといわざるを得ません。
広島市病院事業会計歳入歳出決算
自治体病院としての責任を後退させる法人化をすすめるものであることから、みとめることはできません。  

以上、詳しくは本会議で述べます。


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