2002年12月定例会 上下水道委員会/村上あつ子議員 12月16日(金)
水道料金・下水道使用料の減免制度の周知徹底を
低所得者・社会福祉施設対象に

 村上あつ子議員は、2001年度の水道料金、下水道使用料の収納状況などについて質問しました。

停水は6266世帯 水道料値上げは家計に負担
 水道料金は今年度値上げされ、家計にかなりの負担になっています。
 村上議員は、減免制度の周知徹底を求めました。(水道料の収納・停水状況は下記の通り)
 停水になっているのは6266世帯。水が止められてしまうのは死活問題です。

過去にさかのぼり申請できる制度を
 今年4月の料金値上げとともに、低所得者の減免制度と社会福祉施設の減免制度が新たに拡大されました。しかし、生活保護受給者がこの制度を知らず、申請していなかったケースがあります。制度を知ってすぐ申請し、生保の受給時にさかのぼって減免してほしいと要望しても窓口で断られています。
 村上議員は、減免制度の周知徹底と、過去にさかのぼって申請できる制度の検討を求めました。

2001年(H13年)度 水道料収納状況
収納 295万8000件 (205億8044万円)
未納 7900件  (4億2594万円)
納入期限までの金額の収納率  98%
最終収納率は99.8%の見込み
給水停止予告書の交付発行数 22838件
実際に停水を行った件数    6266件

社会福祉施設の減免制度の対象施設
(対象 77施設) 知的障害者福祉ホーム、知的障害者グループホーム、精神障害者生活訓練施設、精神障害者授産施設、精神障害者地域生活支援センターなどの施設や寡婦寮、母子生活支援施設など。
(内すでに下水道使用料だけ減免した施設)40施設
(水道料金改定時に新たに申請した施設)18施設
(現在の減免実施施設)       計58施設


水道料金等の福祉減免制度の詳細が知りたい方は、広島市水道局のホームページをご覧下さい。

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